2024.11.27
イベント
近年、撮影や農業、測量、物流など、様々な分野での活躍しているドローンですが、2022ルールが目まぐるしく変わる中でも、飛行許可申請を取得することで飛行禁止空域でもドローンを飛行させることが可能です。
今回のオンライン・トークイベントでは、当社代表・佐々木慎太郎が、安全かつ自由に飛行するために飛行禁止空域や飛行許可申請について解説。
また、飛行禁止空域を確認する上で欠かせないドローン飛行地図アプリ「ドローンフライトナビ」開発者・石村圭史氏をお招きし、アプリ開発者の視点からドローンのルールの変化や、今後のアプリの進化についてお話ししていただきました。
バウンダリ行政書士法人では、ドローン業界の発展をサポートするために、定期的にイベントやセミナーを開催しています。ぜひ機会があればご参加ください!
■飛行禁止空域・飛行許可申請の解説
バウンダリ行政書士法人 佐々木 慎太郎
飛行許可申請制度がはじまった経緯から、飛行禁止空域の説明、制度の内容、法律やルールを守らないことによるリスクなどを、行政書士の立場からわかりやすく解説しました。
2022年6月から100g以上のドローンも飛行許可申請の対象になり、ドローンを飛ばすための申請や制度理解などドローンユーザーにとっての負担が今後も増えることが予想されます。
「ドローンのルールが厳しくなり、『理解するのが大変』という声を多く聞くが、ドローン業界の発展のために、このようなルールや制度をわかりやすく伝えるのが、行政書士などの専門家の仕事だと思っている。皆様が楽しいドローンライフを送れるように、ドローン愛をもって、制度をわかりやすく伝えていきたい。」と解説を締めくくりました。
■ドローンアプリ開発者の視点からのドローンの制度改正について
「ドローンフライトナビ」開発者・石村圭史氏
「ドローンフライトナビ」は16万DL、月間アクティブユーザー2万人、2022年5月でリリース5周年を迎えます。アプリデータから見たドローンユーザーの変化や、どのような情報をもとにアップデートを行っているなど、開発者ならではのアプリの裏側をお話していただきました。
ご自身も2015年からドローンを操縦していましたが、当時は飛行禁止空域を調べる方法が国土地理院が提供する「国土地理院地図」しかなく、「スマホで見やすいドローン飛行地図アプリがあると便利なのでは」と思ったことが開発のきっかけだったとのこと。今でも毎日国土交通省のサイトをチェックして変更点をアップデートしており、アプリの改善にひたむきに取り組む姿勢を感じることができました。
「ユーザーに使っていただけることが、開発を続けるモチベーション。将来的にはAndroid版への対応や、海外の方にも利用してもらえるようにもしたいと考えている。アプリを通じてドローン業界の発展に貢献していきたい。」と意気込みを語りました。
本イベントは、行政書士とアプリ開発者という異なる立場からドローンのルールや未来を語る異色のイベントとなりました。
法改正によって急速にドローンを取り巻く環境が変化する中、制度に関するわかりやすい情報はまだまだ不足しています。ルールを守って誰もがドローンを自由に飛ばせる未来を目指し、今後も当社では行政書士の専門知識を生かしたセミナーや情報発信を行ってまいります。
■セミナー概要
「ドローンフライトナビ」開発者×ドローン申請マニアの行政書士によるトークイベント
~新制度も“ドローン愛“と正しい知識があれば怖くない!~
・開催日時:
2022年6月26日(日) 19:00~20:30
・開催場所:
オンライン
・登壇者:
「ドローンフライトナビ」開発者:石村 圭史
30歳を過ぎてから完全独学でプログラミングを習得。趣味で「自作ドローン」を飛ばし始めたことをきっかけとして、2017年にiOSアプリ「ドローンフライトナビ」を個人で開発。「team BRIDE」FPVドローンパイロット、業務FPVドローン撮影も行う、自称「ドローン好きおじさん」。
バウンダリ行政書士法人代表行政書士:佐々木 慎太郎
行政書士として建設業などの根幹産業と関わる中でドローンと出会い、業界発展のためにサポートを開始。東京都と宮城県に拠点を置き、ドローン関連業務に特化した行政書士法人の運営を行っている。
2021年は3,000件以上のドローン許認可業務の対応をし、許認可の代行だけでなく、内製化サポートやドローンスクールカリキュラムの作成・監修なども行う。著書に「ドローン飛行許可の取得・維持管理の基礎がよくわかる本」(セルバ出版)がある。
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